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ホメオパシー治療

homeopathy_imageホメオパシーは200年以上の歴史と豊富な臨床実績を持つ伝統医療のひとつであり、ヨーロッパの多くの国では健康保険が適用され、日本での漢方のような位置づけになっています。従来の現代医療が主に症状を抑制する為に行われるのに対して、ホメオパシーは身体の持つ自己治癒過程を促進させる治療法です。
ホメオパシーは同種療法といわれ、高血圧の治療に、血圧を上げる作用のある物質から作られたホメオパシー薬(レメディ)を用います。つまり、「今ある症状と同じ(ような)症状を引き起こす物質から出来たレメディ」を投与する治療です。それに対して従来の医療は逆症療法といわれ、「今ある症状と逆の症状を引き起こす薬」を投与する治療法です。
ホメオパシーの適応と可能性は広く、急性疾患、慢性疾患のどちらにも用いることが出来ますし、さらには、次のような場合にも適用することができます。
・従来の治療が効果的でない場合
・従来の治療を行う事が安全でない臨床的な状況
・従来の治療では副作用が起こるので受け入れる事ができない場合
・慢性疾患での従来の治療薬の投与量を減量する目的
・ガンなどの難治性疾患に対してQOLを考慮した治療として
ホメオパシーの診察では、従来医療で得た情報(検査や診断)とホメオパシー診察(通常1時間程度のコンサルテーション)の結果を合わせて分析してその患者さんに一番適したレメディを見つけて処方します。(レメディは3000種類以上あります。)

当クリニックでのホメオパシー治療

急性疾患
– 膀胱炎、下痢、嘔吐、外傷、呼吸器感染、化膿、etc
慢性疾患
– 皮膚炎、便秘、てんかん、化膿、肝臓疾患、心臓性の咳、腎不全etc
手術中・後の鎮痛や止血、心のケア
悪性腫瘍の術後の再発防止
従来の標準的治療で効果がない症例
問題行動
従来医療の薬を飲ませる事ができない症例
緩和医療、ターミナルケア

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