ゆーから通信Web版
TOP 診察内容・アクセス ゆーからストーリー スタッフ きまぐれ掲示板 ペットと暮らせば ゆーから通信 リンク

ゆ~から通信2009年1月号

◆薪ストーブ◆

灯油代の高騰、スローライフの関心への高まり、癒しを求めて、薪ストーブが注目されています。
薪ストーブのある家やロッジに何度か泊まったことがあるのですが、優しい炎を眺めながら、パチパチと鳴る音を聞きながら、読書したり軽くアルコールを一杯飲んだり最高でした。ほんわか~とした丸みのある暖かさが魅力です。
ゆーから忠和本院のすぐ近くに「煙突の横山」(TEL:61-1670。忠和1条5丁目)というお店があるのをご存知ですか?薪ストーブを販売・設置するだけでなく煙突の掃除も手がける専門店です。北海道中に顧客がいるこだわりのお店です。北海道のイメージにぴったりの薪ストーブ、いつか欲しいですねー!
そうそう、もう十数年前になりますか、豪州タスマニア島(北海道の様な美しい島です)の国立公園内にあるロッジに泊まった際、薪ストーブを楽しみました。夕方積んである薪をいくつか取り出して、斧で割って、ストーブに薪を入れる、そこまでは良かったのですが・・・早朝洗面所の方で「ドシン、どさっ」っと大きな音がするので、眠い目を擦りながらチェックすると、なんと大きな野生のポッサム(外見はタヌキに少し似ている動物。有袋類カンガルー目)が洗面所に入り込んでいるではないですか!ロッジ壁際に積んである薪の山に登り、洗面所の網戸を破って侵入してきたのです。何とか屋外に出そうとするのですが、逆にどんどん居間に入ってきます。
豪州メルボルン動物園で研修中の日本人獣医師のご自宅に約20年前に招かれた時、珍しくペットとして自宅で飼っている2頭のポッサムをなでさせてもらったり肩に乗せたりしたことがありました。メルボルン動物園は旭山動物園の元園長K先生とも縁が深く、当時から自然に近い形で飼育する動物園として世界的に有名でした。ブリスベンのホームステイ先の家でも、屋根裏に侵入したポッサムがどたどたと明け方走り回り起こされることもあったりと、慣れているつもりのT先生、「私に任せなさい」とリンゴを手にしてポッサムの顔の近くに持っていきました。リンゴに興味を示したポッサムを出口まで上手く誘導できました。
さあ、もう少しで外に出せる、「いい子だねー、お外で食べましょうかー」とリンゴを屋外に放り投げようとしたその瞬間、指先に激痛が走ります。痛い、重たい・・・な、なんとポッサムが指に噛みついてぶら下がっているではないですか!「あいてててて」と叫ぶT先生、手を振って前後左右に動きながらポッサムを落とそうとするも食い付いたまま離れません。NBAバスケットボールのスター選手がドリブルする時、指にボールがまるで吸い付いている様な感じです。英語でないと通じないのかと「Ouch(アウチ=痛い)」と叫ぶも、通じません。ポッサムも「食べ物」を取られてなるものかと必死です。さっき見せびらかしたリンゴはおぬしのお尻の下方の床の上にころがってるちゅーの。
Y先生が騒ぎを聞きつけて「ポッサムを指にぶら下げて一体何してるの?!?」とあきれ顔。反対側の手で床のリンゴを拾い上げ、一瞬だけ(ゆっくりやると今度は反対側の手に食い付くかもしれないので)見せて何とか外にリンゴを放り投げると、ぱっと指から離れて地面に落ちたリンゴを美味しそうにカリカリと食べ始めました。ゼーゼーと肩で息するT先生を首を傾げて不思議そうに見つめながら・・・出血してズキズキする指にハンカチを巻き(薪?)、プンプンしながらロッジのフロントに文句を言いに行きました。フロントのおじさん曰く、「ここは国立公園、野生動物も多い。でもそれは珍しい貴重な経験だな」とお手上げポーズで誤魔化されました。
「あなたの噛んだ小指が痛い」という歌謡曲がありましたが、うーん懐かしいのは同じだがこっちは本当に痛かった!

TOP 診察内容・アクセス ゆーからストーリー スタッフ きまぐれ掲示板 ペットと暮らせば ゆーから通信 リンク